出会い系で本物の金持ちに会った話①
こんにちは。
出会い系利用歴2年のφです。
出会い系サイトを2年も利用していると色々な人に会います。
(現在は利用しておりません)
最初はメールの書き方も分からずに全く会えなかったり、怪しい業者のメールに返信してからかってみたり(性格悪)するものですが
今となっては安全な人にだけメールを出して安定して会えるようになってきました。
今日は「出会い系で本物の金持ちに会った話」と題して
私が人生で一番自分のことを惨めに感じたときのお話をしたいと思います。
2016年12月某日
数日前からサイト内でやりとりし、LINEの交換に成功したSさん(27歳)と会うために、私は東京駅にいました。
時刻は午後7時。外では大粒の雨が降っています。
Sさんとは個室居酒屋で軽く飲んで解散という約束。
お持ち帰りというわけではないので、次につなげられるよう好印象を残すのが今日の目標です。
雨とはついてないなぁと思いつつ待っているとSさんからLINEが。
「着きました(^^)
伊〇丹の紙袋を持って〇〇口にいます」
買い物帰りだったかな?と思いつつSさんを探してみると、柱の陰にそれっぽい姿が。
とりあえず横を通りすぎてみます。
すれ違いざまに顔を見てみると
か、かわいい( ;∀;)
下を向いてスマホをいじっていますが、かわいらしい雰囲気は伝わってきます。
しかも伊〇丹の紙袋!!!
当たりです。
確認が完了したので、再びSさんのもとへ近づきます。
φ「Sさんでしょうか?」
Yさん「あ、φさんですね!」
正面から見た顔もかわいい
正直出会い系は博打みたいなものでヤバイ人に会うこともあります。
しかし今回のSさんはどことなく育ちのよさそうな上品な雰囲気のある方でした。
伊〇丹の袋がよく似合うなぁとよくわからない感想をもっていると
Sさん「あ、これよかったらどうぞ」
ふぇ???(;^ω^)
手に持っている伊〇丹の紙袋を差し出すSさん。
φ(え!出会い系で手土産っていう概念があるの!?おまけにそれ絶対良いやつでしょ!!!!!!!!!!)
初っ端から動揺を隠せないφ。
いや、今まで5人以上会ってきたけどそんなの持ってくる人初めてですよ。
ちなみにそれ以降も1人もおりません。
動揺から受け取る手の震えが止まらない。
この瞬間、確実に挙動不審な危ないヤツと思われたことでしょう。
そんなやり取りを終えいよいよ決戦の地、個室居酒屋へ と向かいます。
居酒屋への道中、傘を差しながらの会話となるため
雨の音でお互いの声が聞こえづらかったり、距離が離れてしまったりとかなりのハンデを負うこととなった今日の戦。
それでもなんとか会話をつなぎつつ目的のお店のあるビルに到着しました。
戦場はこのビルの2階。
エレベーターを使いお店に入ると
店ちっさ!!!
ホームページの写真にあっさりだまされました。
どうやったらあんなに大きく綺麗に見せられるんだろうね
おじさん不思議で仕方ないよ。
しかし選んでしまった以上ここで戦うしかありません。
店員「いらっしゃいませ~。ご予約のφ様ですね。こちらのお席へどうぞ」
ガラガラッ
お店の入口の脇にある襖を開ける店員さん。
ふぇ???(;^ω^)
中を見るとたしかにテーブルが1つと椅子が2つあります。
いや、そこ掃除用具入れか何かかと思ってたよ……
めっちゃ狭いし。
個室内はテーブルとイスに完全に占拠されています。
このとき、僕は負けを確信しました。
なんとか個室に入ったが、ここでなんとSさんから
今日は少し体調が悪くてお酒は飲めないとの話が。
ジーザス(^ω^)!!!
帰りたくなってきました。
聞くと数日後に病院で検査をするとのこと。
今日断ってくれてもよかったのに……
出会い系で本物の金持ちに会った話② へ続く